転職活動のために仕事を辞めるのは絶対にやめるべき。そのたった2つの理由

転職を検討していると、実際に転職活動を始めるのは、仕事を辞めてからのほうが良いのでは?と考えるかもしれません。

仕事を辞めた方が、転職活動に集中できますし、自由に時間を費やすことができますので。

しかし、結論は「仕事を続けながら転職活動をする」ほうが、圧倒的によいのです。

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転職活動を行った人の追跡調査

転職活動を行った人を対象に、その成否をヒアリングした調査がありました。

調査データを見ると、

  • 「仕事を辞めた人」と「仕事を続けた人」の比率は、ほぼ半々
  • 「仕事を辞めた人」で辞めて転職活動して良かった75%、悪かったは25%
  • 「仕事を続けた人」で転職活動して良かった95%、悪かった5%

という結果が出ています。

どちらも、とても高い割合で「良かった」と答えています。

これだけ高い数字が出た要因は、「転職に成功した人」が調査対象だったからだと推測できますが、特筆すべきは、「仕事を続けた人」は95%と、ほぼ全員が成功だったと実感している一方、仕事を辞めて転職活動した人の25%は、悪かったと答えているということです。

仕事を続けながら転職活動を行うべき理由

「仕事を辞めた人」と「仕事を続けた人」で、転職活動の良し悪しに、これだけの差が出た理由として、以下の2つが上げられます。

収入がある

仕事を続けていると、生活していくうえで絶対的に必要な「お金」の心配をしなくて済みます。これは、本当に大きいことなのです。

というのも、転職活動そのものに対して気持ちの余裕をもって臨むことができるからです。

仕事を辞めてしまうと、当面、貯蓄を切り崩すことになるでしょうが、自分の持ち金が日に日に減っていくのって、とてもストレスに感じますよね?

きっと、無収入の日がいつまで続くのか、焦りと不安でいっぱいになると思います。

すると、「とにかく、どこでもいいから」と、不本意な会社であっても転職を決めてしまうことになりかねないのです。

こうやって、妥協して転職すると、うまくいかないことが多いのですよね。

結果、数ヶ月も経たずに退職してしまうとの話をよく耳にします。

「いやいや、失業手当てがあるじゃないか」と思われるかもしれません。

でも、自己都合退職の場合、支給開始は3ヵ月後としばらく先になります。

また、直近の収入額や勤続年数によって支給額と支給日数が決まりますが、悠長にできるほどのものではないのですね。

転職活動を支えるもの、それは「経済的な基盤」です。

仕事を続け収入を確保することが、転職活動の最大の条件だと考えられるのです。

キャリアが継続される

仕事をしながらの転職活動となりますので、その間、キャリアが継続されます。働いていない期間、すなわち、無職というブランクはできません。

転職先の採用担当者から「しっかりと仕事を続けている人」と見てもらえますし、転職理由も正しく理解されるはずです。

ところがブランクの期間があると、そして、それが長い場合は、まず、「働く意欲が本当にあるのか?」と思われてしまいます。

退職理由や転職理由も、ストレートに信用してもらえないかもしれません。

そして、いかに転職活動を行っているにせよ、実務から離れていると「仕事勘」は低下していくものです。

脳や身体の反応・行動といったものが、どんどん鈍くなっていくのです。

ブランクが長引けば長引くほど、「仕事勘」は低下していきますし、残念ながら仕事への意欲も低下してしまいます。

ふと鏡を見ると、ずいぶんと気の抜けた顔が映っている、そんな日が来てしまうかもしれないのです。

このように、仕事を辞めて転職活動に入るとブランクが生じ、それが転職者本人にとって悪影響を及ぼす可能性があるのです。

おわりに

時々、「是が非でも転職したいのなら、会社を辞めて退路を断つべき」と耳にしますが、自分でそう考えるのは無謀であり、他人に意見するのはとても無責任だと思うのです。

たしかに、仕事をしながら転職活動を行うのは、時間的なやりくりが大変です。

しかし、仕事を辞めてしまうと、自分で自分を追い込んでしまい、結果、今よりも悪い状態になってしまうリスクが大きいのです。

こうなると、元も子もなくなってしまいます。

転職は、「より良い人生」のために行うもの。

転職活動のために仕事を辞めるのは、絶対に避けましょう!

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