職務経歴書の実践的な書き方-基本編

突然ですが・・・、職務経歴書を書いたことはありますか?

トライされた方は実感されていると思いますが、いざ書くとなると「何をどう書けば良いか」迷ってしまうものなんですよね。

頭の中では、何となく「こんなことを書けば良い」と思っていても、いざ、職務経歴書という書式に書きおとすとなると、結構、難しいもの。

そこで、こちらでは、職務経歴書の実践的な書き方の基本を記します。

これから書く人はもちろん、すでに書いている人にも、きっとヒントがあるはずです。

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職務経歴書の目的を意識する

職務経歴書は、自分が転職したい企業にアプローチする最初の手段となります。

内定を勝ち取るための最大の難関は「面接」ですが、この面接を受ける権利を得るための関門が「書類審査」、つまり、職務経歴書が審査を通過するかどうかにかかっているのです。

さて、企業の採用担当者は、応募された職務経歴書をどのように見ているのでしょうか?

通常、人員募集をかけると大量の応募があります。

そのため、採用担当者は数多くの職務経歴書を見ることになりますが、人気企業では、一通当たりの読む時間は1~2分程度という説もあるのです。

つまり、一見しただけで内容を読まれないものも多数ある、ということですね。

なので、職務経歴書は、採用担当者の

  • 目に留まること(読んでもらえること)
  • 興味を持ってもらえること

が大切になるんですよね。

担当者の目に留まる職務経歴書とは

採用担当者に読んでもらうためには、パッと見て「キレイ」に書かれていることが一番大切です。

小さな文字がギッシリと埋め込まれている。

一行あたりの文字数が多すぎる。

行間がつまっている・・・。

こんなペーパー、誰だって読もうという気にはなれませんよね。

職務経歴書自体はフリーフォーマットですが、

  • A4タテ・2枚以内
  • 一行あたり40文字以内、行間も広め
  • 上下左右の余白を取る

ようにしたいものです。

また、分かりやすくするために

  • 箇条書きにする
  • アンダーラインをひく
  • 罫線で囲む
  • 強調したい箇所を太字にする

など、レイアウト的な工夫も大切です。

一方、目立たせたいからと言って、記号や文字色をたくさん使ったり、イラストや図式を書き込むなど、奇をてらうのは考えもの。

若いベンチャー企業であれば、「これは、オモシロい!」と評価されるかもしれませんが、一般的にはあまり良い評価は得られないものですので、気をつけてください。

興味を持ってもらえる職務経歴書とは

職務経歴書に書く項目は

表題

  • 「職務経歴書」というタイトル
  • 名前・郵便番号・住所・電話番号・メールアドレス

略歴

  • 自身の職務経歴を要約したもの

職務経歴

  • 自身の職務経歴を記すもの

資格・特技

  • 自身が取得した資格名と取得年月日、アピールしたい特技

その他

  • 表彰・研修・その他アピールしたい事項

となります。

この中でメインになるのは「職務経歴」ですが、もっとも注力したいのは「略歴」なのです。

というのも、採用担当者は、まず最初に「略歴」を読み、それで興味を持てば「職務経歴」も読みますが、興味を持たなければ「ボツ」となるのです。

ですから、この「略歴」をいかに読ませるか、興味を持たせるかが大切になるのですね。

略歴でおススメしたいこと

「略歴」を書く上での絶対条件は、文章量は200~300文字以内に納めることです。

これは、読み手の負担を考えて、さっと読める分量にしておくということです。

次にキラーワードを入れ込むこと。

「略歴」は「職務経歴」を要約するものですが、単純に事実をまとめただけでは、採用担当者の心には響きません。

自分の意欲や人間性など、積極的にアピールしていくべきで、その際、もっとも効果的なのがキラーワードを入れ込むことなのです。

このキラーワードとは、社是や企業理念など企業が大切にしている価値観や求人票の「求める人材」に書かれている重要要件のことです。

これを、自分の強みと絡めながら入れ込むことによって、求人ニーズに合致していることをアピールするのです。

3番目におススメするのが、「セールスポイント」という項目をつくり、略歴の下に書き込むことです。

これによって、まずは採用担当者にあなたがアピールしたいことを理解してもらい、次いで、それらを念頭に置きながら読んでもらえる仕掛けとするのです。

というのも、続く「職務経歴」でも自身自身を積極的にアピールしますが、情報量が多くなるため、採用担当者に届きにくくなる可能性があります。

しかし、あらかじめ「セールスポイントはこれ」と知った上で読んでもらえると、しっかりと理解してもらえることになるのですね。

なお、「セールスポイント」はあまりたくさん書いても逆効果です。

簡潔な文を3つ、箇条書きで書くと良いでしょう。

その際は、キラーワードの入れ込みは忘れずに。

この「セールスポイント」という項目、是非、追加で記入しましょう。

職務経歴でおススメしたいこと

職務経歴の書き方には、「年代式」と「逆年代式」、「職能別(専門別)」の3通りがあります。

職歴が10年未満の比較的短い人には「年代式」、それ以上の人には「逆年代式」を、そして、さまざまな職種を経験された方には「職能別」で書かれることをおすすめします。

「年代式」は、初めての仕事から現在まで、順を追って書く方式です。

ここで強調すべきは、「自分がいかに成長してきたか」ということ。社内的な役職にかかわらず、どんな仕事にどう取り組み、その結果がどうだったか、自分はどうなったかを書いていきましょう。

「逆年代式」は、現在から過去にさかのぼって書く方式です。

ここでは、今現在、どのような能力があるかをアピールするものですので、求人ニーズと自身の能力の合致度を記し、即戦力として貢献できるということを強調しましょう。

「職能別」は、時系列ではなく複数経験した職種をそれぞれ書く方式です。

ここでは、求人ニーズにそって、自分は何ができるのかを強調すべきです。逆にニーズに合わない職歴はできるだけ簡素化して書くと良いでしょう。

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