「退職理由」を聞く理由と答えるときに気をつけるべき4つのポイント

転職時の採用面接で、聞かれたくない質問がいくつかあると思います。

中でも、最も聞かれたくない質問・答えたくない質問は、前の会社の「退職理由」ではないでしょうか?

この「退職理由」は、転職時の採用面接で必ずと言って良いくらい聞かれる質問です。

「退職理由」が前向きなものであっても、ご自身が決心するまでには、「人には言いたくない」様々な出来事があったことでしょう。

まして、仕事上の失敗や人間関係のトラブル、勤務状況の厳しさ、そして、解雇や退職勧奨を受けたなど、「退職理由」が後ろ向きのものだったら・・・。

正直に話してしまっても良いのか?
答え方によっては自分の評価が下り、採用されないのではないか?

いろいろと考え始めると、どう答えればいいか悩んでしまいますよね。

この記事では、転職時の採用面接で、なぜ退職理由が質問されるのかと、退職理由を話すときに注意すべきことを紹介します。

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退職理由を採用担当者が聞く理由

まず、転職時の採用面接で、退職理由を聞かれる理由は、一体何だと思いますか?

それは、退職理由を聞くことによって、応募者の「人間性と仕事観」「就業感」に次のようなネガティブな要素がないかが確認できるからです。

人間性と仕事観

あなたが、採用担当者だったとして、応募してきた人が、

  • 会社や仕事を甘く見ている
  • 忍耐力がなく、すぐに会社を辞めてしまう
  • コミュニケーション能力が低く、社内外での良い人間関係を作れない
  • 不平・不満が多く、責任逃れで他人のせいにする性格である

だとしたら、どうしますか?

仮に、ビジネススキルや業務の実績が優れていたとしても、この人は採用しないのではないでしょうか?

このように応募者の人間性や仕事観が、社会人として求められるレベルに至っておらず、それが理由で退職したのであれば、仮に転職しても、また同じ事を繰り返すリスクが高いですよね。

就業感「青い鳥症候群」

「隣の芝生は青く見える」という言葉があります。
自分が、実際にその立場でないと、よその良いところだけが見えてしまい、「いいなぁ」、「うらやましいなぁ」と思い込むことを言っています。

これと似たような言葉で「青い鳥症候群」というのもあります。

この「青い鳥」とは、「どこかにいる幸せの青い鳥を探して冒険する」というメーテルリンクの童話からとったもの。

「自分にふさわしい職場や自分に見合った職場が、世の中にはきっとあるはず」と、会社を転々とする人のことを指しています。

自分がやりたいことがはっきりしているわけでもなければ、自己分析をしっかり行い現実的な自己評価も出来ているわけでもありません。

ただ、漠然と「より良い会社があるはず」と転職を繰り返し、現状に満足したり、現状を良くしようという努力は行いません。
転職しても腰が落ち着くことなく、すぐに会社を辞めてしまうものです。

こんな就業感を持った人も、いくら能力が高くても、会社としては採用しないのです。

退職理由を聞く理由は入社させたくない人を選別するため

以上のように、採用担当者としては、ビジネススキルは別にしても、人間性と仕事観、そして、就業感のレベルが低い人は採用しません。
採用しても、馴染めない人やすぐに会社を辞めてしまう人を、もっとも嫌がりますからね。

このように「入社させたくない人物」を選別することは、採用面接でとても大切です。
退職理由を聞き、その受け答えを見るのが、応募者の人となりを理解するのに、一番有効です。

なので、転職者の採用面接では、必ず「退職理由」を聞くのです。

退職理由を答えるときに気をつけること

採用面接で担当者は、上に記した「入社させたくない人物」かどうかをチェックしています。
退職理由を答えるときは、そのことを意識して話すことが大切です。

退職理由を答えるときに気をつけるポイントは以下の4点です。

1. 話の終わりに将来の希望を付け足す

採用面接では、基本的には積極性や意欲の高さを示すことが大切で、退職理由を話す場合でも同じなのです。

退職理由そのものは過去の説明となりますが、その終わりには「こちらの会社に入社したら、~したい」と志望動機をベースとした将来の希望を付け足して、転職に向けた意欲を示すようにしましょう。

2.受け身の言葉を使わない

「~させられた」「~しろと言われた」など、受け身の言葉を使うと、主体性が乏しくて人任せな人間との印象を与えます。

さらに良くないのが、「~してくれなかった」と言う表現。
これは前の会社を批判することにもつながり、
「そうやって人のせいにしているけど、自分は何をしてきたの?」
と思われてしまいますから。

受け身言葉を使うのは、やめましょう。

3.批判しない

前の会社や上司を批判するのもよくありません。

退職理由を話していると、中にネガティブな要素が入ってくることは多いでしょう。

けれども、それをストレートに言うと、採用担当者に、
「平気で会社の悪口を言える人」
「忍耐力のない人」
「一方的な被害者と思いこむ人」
「本人にも至らぬ点や落ち度があったはず」
などと思われてしまいます。

前の会社や上司を批判することが、そのまま、自分で自分の評価を下げることになるのです。
批判するのではなく、ポジティブな表現に切り替えて話すようにしましょう。

4.表情や態度に気をつける

退職理由を問われたとき、どんな内容をどのように話すかは大事ですが、その際の表情や態度も同じくらいに重要なのです。

人事の採用担当者は、面接のプロです。
話の内容もさることながら、見た目や態度、あるいは、声のトーンなどによって、その人の本質を見抜く力を持っているのです。

オドオドした態度や暗い顔でボソボソと話す様子は、自信の無い暗い人との印象だけでなく、何か隠し事をしているのでは?と勘ぐられてしまいますよ。

ビシッとした態度で、採用担当者の目を見て、ハキハキと話すことを意識しましょう。

まとめ

転職時の採用面接で、「退職理由」が必ず聞かれるのは、

  • 応募者の「人間性と仕事観」と「就業感」をチェックする
  • 「入社させたくない人物」かどうかを判別している

からです。

そして、「退職理由」を話すときに気をつけるポイントとして、

  • 話の終わりに将来の希望を付け足す
  • 受け身の言葉を使わない
  • 批判しない
  • 表情や態度に気をつける

の4点を記しました。

これを面接の場で急に行おうとしても、なかなか難しいもの。回答案は事前に考えておくようにしましょう。

また、作成した回答案は、転職エージェントのコンサルタントにチェックしてもらい、模擬面接等の練習もしておくとよいですよ。

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