契約社員という雇用形態も転職では有利になる場合がある

転職活動を行っていると、どうしても気になるのが「雇用形態」。

新卒者はほとんど正社員での入社となりますので、学生時代の就職活動では、この「雇用形態」は、全く意識しなかったと思います。

でも、転職活動をしている方は、求人案件を見ると、さまざま「雇用形態」があることに気づかれたことでしょう。

そして、正社員での転職を希望しているのに、良いなと思った会社は契約社員しか募集しておらず、応募を考え直したことがあるかもしれませんね。

ところで、就職する際に、一般的には正社員が有利と言われていますが、契約社員と比べて、具体的にはどう違うのでしょうか?

あるいは、派遣社員や業務委託などは、どんな「雇用形態」なのでしょうか?

転職活動において、まずはこれら「雇用形態」の違いは何かを知っておくことが大切になります。

こちらでは、両者を含めた「雇用形態」の違いを紹介します。

スポンサーリンク

雇用形態って何?

雇用形態とは、会社で働く際の雇用契約の種類のことを言います。

具体的には、正社員、契約社員、業務委託、派遣社員、パート・アルバイトとなります。

正社員

期間の定めのない雇用契約を結んだ社員のことです。

通常はフルタイムの勤務となり、会社からの拘束はきつく、転勤などの人事異動や残業を求められることが一般的です。

反面、正当な理由がない場合の解雇には厳しい条件があります。

また、社会保険が完備されていることに加え、賞与や交通費が支給され、福利厚生なども、いわゆる非正規社員より優遇される場合がほとんどです。

契約社員

期間を定めた雇用契約を結んだ社員のことを指します。

企業と直接雇用期間を契約し、給与、仕事の範囲、勤務時間を含めた就業形態等を、個人と会社が個別に取り決めて決定します。一般的には、賞与や退職金が支払われないケースが多いです。

雇用期間には上限があり、原則として3年を超える契約はできません。ただし、専門職と60歳以上の人は5年とする特例もあります。

雇用期間が終了すれば、自動的に退職となりますが、双方の合意が得られれば再契約を行なうこともできます。

一定の期間、一定の時間以上を勤務する場合、会社には契約社員を社会保険に加入させる義務があります。

期間従業員、季節従業員、嘱託社員と呼ばれる従業員は、契約社員のことを指しています。

業務委託

個人事業主として会社と仕事の契約を結ぶものであり、雇用契約ではありません。

その会社の社員ではないので、労働基準法などは適用されず、社会保険や税金は個人が行うこととなります。

派遣社員

派遣元となる人材派遣会社と雇用契約を結び、それとは別の会社である派遣先の指揮命令を受けて勤務する雇用形態のことです。

賃金等を支払うのは、雇用契約を結んでいる人材派遣会社となります。

一般的には、人材派遣会社に登録し、職種や勤務地、期間などを希望を伝え、そに合った仕事を紹介してもらいます。

賞与はありませんが、勤務している期間は、人材派遣会社の福利厚生などを利用できます。

パート・アルバイト

短い期間や短い時間、あるいは、一時的に勤務する雇用形態をいいます。

主婦層は「パート」、学生などの若年層は「アルバイト」と呼ばれ、また、高齢者は「嘱託」と呼ばれることもありますが、各々に違いはありません。

原則として、時給と実際に働いた時間で給与が決まり、給与が継続的に一定額以上となる勤務の場合、社会保険は適用されます。

交通費の支給はそれぞれの会社によってまちまちで、賞与は支給されないケースがほとんどです。

work50

正社員と契約社員、どちらが有利か?

転職を考える際、ほとんどの人は、フルタイムでの勤務を希望しますので、雇用形態は、正社員か契約社員のいずれかになるでしょう。

(高齢者においては、「嘱託社員」の場合もあります)

では、正社員か契約社員、どちらが有利でしょうか?

答えは、圧倒的に正社員が有利、となります。

何と言っても雇用の期間の定めがないことと、簡単に解雇できないことが大きいですよね。

正社員になれば、60歳の定年まで働くことができ、さらには65歳までの雇用延長の可能性もあります。

3年間しか労働契約を結べない契約社員に比べて、社員としての身分が安定していること、これはとても大きいですよね。

あわせて、会社の中核的な存在となり、重みのある業務を担うこととなりますので、仕事に対する意識も全く違ってきます。

やはり、転職するのなら正社員での採用を目指すべきだと言えるでしょう。

契約社員から正社員になる

ただし、現在は、いわゆる非正規社員の割合が増え、就業者の3分の1は非正規社員とのデータもあります。

それだけ、会社側は、人員の採用に対して、慎重かつシビアになっているのです。

このような現状を考えると、「絶対に正社員」とこだわり続けていると、転職の選択肢を狭くしてしまいかねません。

自分を安売りする必要はありませんが、「何が何でもやりたい仕事がある」「どうしても入社したい会社がある」場合は、あえて契約社員として転職することも考えてみてはいかがでしょうか?

というのも、契約社員から正社員に雇用契約を切り替える会社は、思いのほか多いのです。

採用時のリスクを考えて、契約社員でしか採用しない場合、優秀な人を継続して雇用したい場合、また、事業拡大等、会社の都合で正社員を増やす必要が出てきた場合などなどです。

会社としては、優秀な人材、やる気のある人材は貴重であり、また、採用活動そのものは手間とコストがかかりますので、正社員が必要となった場合、まずは、既に勤務している契約社員に白羽の矢を立てるものです。

なので、契約社員という雇用形態であっても、その会社に所属しているほうが、正社員になるのに圧倒的に有利なのですね。

このような雇用契約の切り替えがあるかないかについては、転職エージェントは、会社の方針や過去実績等の情報を持っていることが多いです。

ぜひ、相談してみましょう。

おすすめの転職エージェント・サイト

リクルートエージェント は、一番おすすめする転職エージェントです。

転職エージェントの中で、一番の実績があるNO.1エージェント。

転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介してくれます。 あわせて、Web上には出ていない業界分析レポートや個社ごとの社風までわかる詳細レポートのも提供してくれるのも強み。

登録はこちらから → リクルートエージェント

もうひとつおすすめするのが、「キャリコネ転職サービス」です。

「キャリコネ転職サービス」では、数十万件以上の現役社員や元社員による口コミ情報が満載。

実際に契約社員として転職した人が、正社員に切り替わった話などが、多数掲載されています。

生の声とも言うべき、「社員の口コミ」。できるだけ転職活動中にチェックしてみましょう。

登録はこちらから → 「キャリコネ転職サービス」

<あわせて読みたい>