転職を行っている人にとって、転職エージェントはこれ以上ない強力なパートナーです。
こちらでは、転職の成功に向け、転職エージェントに持てる力を発揮してもらうための7つのポイントを紹介します!
目次
主体的に転職活動を行う
転職するのは自分自身、ですから、転職活動は主体的に行うことが大原則です。
しかし、転職エージェントに登録してサポートをお願いしていると、転職活動そのものを転職エージェントに頼りきってしまい、いつの間にか受動的になるケースがあるのです。
転職エージェントは、転職のイロハを教えてくれますし、求人案件もみつくろって提示してくれます。
合わせて、なにかと親身になってアドバイスしてくれますので、ついついそれに頼ってしまい、気がつくと「転職エージェントからの指示待ち」というふうに受身になってしまうことが、ままあります。
しかし、転職するのはあくまで自分自身。
このような姿勢では、なかなか転職はうまくいきませんし、そもそも転職エージェントに対して失礼だと言えるでしょう。
いくら親身に対応してくれるとはいえ、自分自身が主体的に転職活動を行うべきです。
複数の転職エージェントを活用する
転職エージェントは、総合型と特化型と区分できますし、個々の会社それぞれには得意とする領域もあれば、組織としてのカラーも異なります。
転職エージェントとはどういうものかを体感し、会社ごとの良し悪しを自分で判断できるようになるためには、そして、自分に合った転職エージェントを見つけるためには、複数の転職エージェントに登録し、それぞれとお付き合いしてみることが大切です。
もし、ひとつの転職エージェント、ひとりの転職コンサルタントとしかコンタクトしないと、本当の意味での良し悪しは分からないですからね。
複数の転職エージェントに登録して、それぞれと接する中で自分にあった転職エージェントを見つけましょう。
転職コンサルタントには礼節をもって接する
転職エージェントは、無料であなたの転職をサポートをしてくれる大切なパートナー。
位置づけとして転職者は「クライエント(=依頼主)」ではありますが、決して「上の立場」ではないのです。
また、何かと転職者のサポートをしてくれるので、いつの間にか「なんでも転職エージェントがやってくれる」と思い込み、ややもすると横柄な態度を取る人がいるのですが・・・、これはダメですよね。
転職コンサルタントには、必ず、礼節をもって接するようにしましょう。
転職エージェントに登録してしばらくの間は、各種の情報登録や面談などがあり、短い期間内で何度かやり取りが発生します。
次いで、求人案件の紹介を受け、それに対して、応募する・しないも含めてアクションを起こというのが繰り返されますが、しばらくすると、転職エージェントからの連絡が少なくなり、案件が紹介される頻度も低くなっていきます。
この状況は、転職エージェントにおいて、あなたの「優先順位」が下ってきていることが原因なのです。
企業から求人の依頼を受けると、転職エージェントは登録者に案件紹介します。
その際、転職エージェントのデータベースで、登録している人の個人情報の更新日やログイン履歴で新しい人から順番からソートされ、連絡を入れる仕組みになっているのです。
これは、データが新しい人ほど、積極的に転職活動を行っていると判断されているからなのです。
逆に、個人データの更新日が古かったり、長い間ログインしていない人は、(その転職エージェントでの)転職意欲がが下っているか、もうすでに転職を決めている可能性があると見られて、連絡しなくなるのです。
こうなると、良い案件を紹介してもらえる機会が減ってしまいます。
転職エージェントのサイトは、頻繁にログインし、できるだけ個人情報を新しくしておくことで、データベース上の自分の順番を上げておくこと。
そして、気になった求人があれば、担当の転職コンサルタントに連絡するなど、定期的に連絡を入れることが重要です。
正直に話をする
転職活動を行っていく上で、自分のキャリアやスキル、経験などを転職エージェントのコンサルタントに話すことになります。
そのときは、必ず正直に話すようにしましょう。
「少しでも良いところに転職したい」という思いから、話を大きく盛ったり、ウソの経歴を話したりすると、コンサルタントは間違った情報で転職活動のサポートすることになり、決して良い結果にはなりません。
もちろん、登録情報にウソを記載するのもNGです。
ヘタしたら経歴詐称になりますので。
積極的に質問や相談をする
転職活動を行っていると、分からないことや悩み事が出てくるものです。
そんなときは、一人で抱え込まずに、転職エージェントに相談しましょう。
様々な疑問や悩みにちゃんと答えてくれますよ。
合わなければ担当替えを依頼する
もし、担当のコンサルタントが、性格や転職活動の進め方が合わないと感じたら、あるいは、コンサルタントとして力不足だなと感じたら、担当を替えてもらうよう依頼してみましょう。
担当者にダメ出しするようで気が引けるかもしれませんが、転職エージェントにとって担当替えの依頼は決して無理なリクエストではないので、そんなに気にする必要はないのですね。
とは言え、やっぱり気が引けるという方は、そことは疎遠になって、別のの転職エージェントとの関係を濃くしていくと良いでしょう。
いずれにしても、転職エージェントの担当のせいで思うような転職活動ができないということは問題ですので、割り切った対応でよろしいかと。
まとめ
以上、転職エージェントに持てる力を発揮してもらうポイントとして、7つの項目をご紹介しました。
転職活動は自分事として主体的に取り組みつつ、転職エージェントのサポートを積極的に活用して、より良い転職を実現してください!